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新潟市のファイナンシャル・プランナー(FP) 石井順子 の日記

日銀マイナス金利どうなる?住宅ローンは固定?変動?…FP石井順子のいいたい放題

2023.09.24

9月22日の日銀の発表で
現在の金融緩和政策は当面維持、
短期金利の政策金利は-0.1%
長期金利も10年国債金利0%に誘導
とのことでした。

世界とはずいぶんと差が開き
また円安に進んでいるような感じです。
円安になれば輸入品は上がります。
インフレです。
企業は原材料が高騰し大変な状況。
ただ、お金を借りる人たちは
うれしいです。

特に住宅ローン。
長期間大きなお金を借りれば
大きな利息が発生します。
ローン金利が少しでも低かったら
お得だし、返済額も抑えられるし
本当は買えないようなデラックスな家も
買えます。

今年は住宅に関するコラムに
参加しています。
株式会社イシカワのホームページを
ご覧ください。

9月19日
https://www.kk-ishikawa.com/house/loan_contract/

5月31日
https://www.kk-ishikawa.com/house/loan_col2305/


少し前まで世界中金融緩和で
政策金利は低かったです。
今はみんな痛みを伴う利上げを
選択しています。
世界の住宅ローンはどうなのか?

日銀の植田総裁は、金融政策決定会合の後
固定金利の上昇について
住宅ローンを固定で選択している人は
限られているから
大きく影響しないとの考えを述べられました。
では短期金利はしばらく上昇しないのか?
こんな想像をしてしまいます。
しばらく上昇しないとしても
35年借りるのだから、大きく上昇することも
あるんだろうとは思います。

スウェーデンでは2019年に
マイナス金利を採用しました。
7割の人が変動金利を選択し
今月政策金利が4%に上昇、
金利負担が重くなっています。
金利上昇に耐えらえない人は
住宅を手放しているとのこと。
低金利時代に上昇した住宅価格は
下落しています。
日本の未来を見ているよう。

アメリカはというと9割が固定を選択しています。
何度も高金利を経験しているからだそうです。
アメリカも2022年3月までゼロ金利でした。
今は5.25から5.5%位。
固定金利は7%を越えています。
住宅を住み替える人も少ないので
中古住宅の流通は多くなく
住宅価格は保たれているようです。

住宅ローンは35年という
長期を選択している人が多いです。
目先をみて返済を考えてはいけないと思います。
今後の対策を考えている人、いない人で
明暗が分かれそう。
銀行に勤務していた時は
住宅ローンの返済に苦しむ方を多く見ています。
近い将来、そのような方が
増えないことを願います。

お金のこと悩んだら
FP石井順子に聞いてみて!

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