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新潟市のファイナンシャル・プランナー(FP) 石井順子 の日記

103万円の壁、超えられない女性は損なのかもしれない…FP石井順子のいいたい放題

2023.09.17

子どもが育ち、学校を卒業すれば
仕事を始めます。
生きるためには収入が必要だから。
これは男性も女性も変わりないはず。

結婚したらどうなる?
私が子ども時代の昭和は
お母さんは専業主婦がほとんどでした。
お父さんが働いて家族を養う、
のが一般的でした。

女性は将来ほぼ専業主婦に
なるのだから、
大学には行かなくてもよい、
頭はそんなに良くなくても
お嫁さんに行けるくらいの教育を受け
20代前半までには結婚して
子どもを生む、というのが普通でした。
だから当時は短大も多かったです。
今は少なくなりましたね。

女性が、将来何になりたい?と聞かれ
お嫁さん、という答えも多かったはず。
むしろ野心を持つ女性は
少なかったかもしれません。
親が主婦だったのだから自分もそんな感じ、
ということかも。
お金の環境に関しては、結婚相手の夫に
お任せする、
少しでもお給料のいい夫だったら
よかったのかもしれません。

また私の友人の主婦たちは
夫の出世も妻の役目、
夫の昇進試験の管理や
上司の妻たちとのお付き合い、
家事、育児は夫に負担をかけない、など
サポート業務に追われていたようです。

令和の時代はジェンダーに
配慮することが求められ
女性もきちんとした教育を
受けることができ
男性と変わらない収入を得ることが
できるようになりました。

ただ学生のうちから女子たちが
明確に将来について
考えているのかといえば
そうでもないような気がします。
発展が期待できる新興国のインドの女子は
違っていました。
インドのジェンダーギャップ指数は
146ヶ国中127位です。
日本は125位だからどっこいどっこいかな、
と思ったら大違い。
もっと悲惨です。
貧困家庭ではいまだに少女が早すぎる結婚、
出産で命の危険にさらされています。

女性と男性の格差が大きいインドで
先日中学生の少女たちのインタビューを
テレビで見ました。
医師になりたい、エンジニアになりたい
など頼もしい意見がありました。
夢を叶えるために勉強していると。
これだけでもインドの将来の発展を
垣間見たようです。
日本はどうなんだろう。

結婚したら、出産したら、夫の扶養に入り
年収103万円の壁を超えないよう働き
税金や社会保険料の負担を抑え
夫の会社からの福利厚生も満額受ける、
子育てに差し障るような働き方はしない、
これが多くの方に選択されているようです。

確かに母親が子育てに割く時間は
多くとれそうです。
税金も社会保険料もお得です。
その代わり収入は増えません。
将来の公的年金も多くないです。
夫が何らかの理由で突然いなくなったら?
シングルマザーとしてやっていけるのか。

妻が社会進出するために
夫の家事・育児の負担も増えます。
今はそういう時代です。
女性が男性と同じように働くのが
普通になれば
ジェンダーギャップも縮小するはず。
収入の格差が縮まります。

長生きの時代、老後はお金がかかります。
共働きで将来のお金の不安を無くしましょう。
たくさん働き、たくさん使い、
たくさん税金を納めることで
みんなが豊かになります。

お金のこと悩んだら
FP石井順子に聞いてみて!


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