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新潟市のファイナンシャル・プランナー(FP) 石井順子 の日記

新潟県、起債許可団体に転落!破綻の不安は?…FP石井順子のいいたい放題

2023.07.07

一昨日のニュースはびっくりでした。
新潟県が起債許可団体に
なりそうだということ。

起債許可団体とは借金をする時、
国の許可が必要。
地方債を自由に
発行できないということ。

県の財源のうち
借金の返済額の割合である
実質公債費比率が18%を超えると
起債許可団体になってしまうようです。
新潟県は昨年の決済で18%を超え
今月末にも起債許可団体に
移行する予想です。

全国の平均は10.1%。
今の該当は北海道だけです。
全国で2つ目の該当は
県民として不名誉であり
今後の生活にどう影響するのか不安です。
県は今後15年の計画で
18%を切るよう努力していくようです。
長いです。

思い出されるのが2006年に
財政破綻した北海道夕張市です。
かつては炭鉱の町として栄え、
夕張メロンのブランドや
幸福の黄色いハンカチのロケ地として
人気があり
破綻のニュースはびっくりでした。

日本で唯一破綻した市ですが
その後、どんなことが
起こったのでしょう。
市の職員さんは給与4割カット。
多忙の中、定時で仕事が
終わるわけでもない。
しかし、真冬でも定時で暖房は終了。
マイナス5度の室温で
スキーウエアを着こみかじかむ手で
パソコンを操作していたという。

病院が診療所に代わり小中学校も統合。
そもそもの原因の人口減少、少子高齢化に
拍車をかけるように人口は流出したようです。
税金や公共料金は2倍など恐ろしい状況に。
市民の努力により現在返済できた金額は
約261億。
借金の残債は92億ほど。
がんばったと思います。

破綻したらこのような状況ですが
少なくとも新潟県もいろんなものを
がまんを強いられると思います。
県民の個人負担が金銭的に大きくなるのは
厳しいです。
その前に人口減少をなんとかしないと
とは思います。

これは夕張、北海道、新潟だけの問題ではなく
全国民が将来起こりうる可能性のある事。
日本の借金を考えてみて。
改善には政治の力だけでなく
国民の意識改革が必要かもしれません。

たくさん子どもが生まれて育つにはどうする?
女性の賃金格差解消が必要かも。
ちなみに新潟県の男女の賃金格差は
全国平均位。
ただ女性管理職は少なく、全国43位。
これは改善してほしいです。

いろいろ不安ですが
個人の資産は準備しておかなくてはと
思います。
つみたて投資が有効です。
まだやってない方、来月セミナーもやります。
ご相談下さい。

お金のこと悩んだら
FP石井順子に聞いてみて!

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