新潟市のファイナンシャル・プランナー（ＦＰ）　石井順子 | 日記 | 市川猿之助さんの事件に思う介護の深刻な問題…FP石井順子のいいたい放題

連日ワイドショーで繰り広げられる
市川猿之助さんの逮捕。
先日までは一家心中の生き残りで、
助かってよかった、という世間の雰囲気。

今回の逮捕は両親の自殺に関する
自殺ほう助、あるいは殺人の疑いなのか。
勝手な私の推測で事実とは異なるかも
しれませんが、
猿之助さん、お気の毒だと思います。

きっかけは週刊誌の掲載記事。
ご自身のパワーハラスメントや
性的指向、などのようですが、
あることないこと、許しがたかったのか。
また、家柄も立場も一般人とは違い
家の恥、となると考えたのでしょうか。

家族会議の結果、自殺を選択することに
なったとのこと。
ご両親も一人息子の不祥事を
耐えがたく思い
一家心中を決意したのでしょうか？

勝手な仮説なのですが、
ご両親がお元気であれば
この心中は起きなかったのかもしれません。
猿之助さんだけが自殺を選択されたのかも
知れないと思ってしまいます。
ご両親は高齢でお父様は介護が必要。
お母様が介護をしていた老老介護状態。

そんなご両親を残せないと思ったかも。
勝手な想像ですが。
お金に余裕があるお家だと思います。
お父様の介護を一部でも施設に任せるとか
家族だけで問題を抱え込まなくても
よかったのかなと。

裕福である場合、そうでない場合、
いろいろありますが
介護に関する自殺や殺人は増えている印象です。
本来なら長生きは幸せです。
ただ介護になってながらえたり
一家を巻き込み貧困になってしまったり
長生きの国日本は、老後の不安が
大きいです。
これは他人事ではない身近な問題です。

子どもを連れての心中は
子どもを巻き添えにしないでくれ、
と思いますが、
介護の心中はどういってみたらいいか
表現に困ります。
介護で疲労困憊している方には
「死なないで、休んで、」って言いたいです。
どのような選択ができるのかは
明確には言えませんが。

心中は全員が亡くなれば
誰も罪に問われないのでしょうか。
猿之助さんは生き残ってしまったから
逮捕されてしまったのでしょうか。
お父様もどのような認知度かはわかりません。
まだらボケはあります。

疑わしくは罰せず、の法則で
殺人の罪には問われなければいいと思います。
心中で自分だけが生き残り
それを悔み続ける人生も切ないです。
助かってよかったと思える今後が
あってほしいです。
そして素晴らしい才能を披露する機会が
今後も続くことを祈ります。

お金のこと悩んだら
FP石井順子に聞いてみて！