新潟市のファイナンシャル・プランナー（ＦＰ）　石井順子 | 日記 | 結婚する人たちが増えないから子どもも生まれない…FP石井順子のいいたい放題

岸田政権が掲げる異次元の少子化対策、
財源のことでもめているようです。
日本の人口が減り税収も乏しく
お金がありません。
いよいよ社会保障費の削減が
考えられてきていますが
高齢の議員さんたちは反対のようです。

もっと早くからやればよかったのに。
いろんなことはそのように言われます。
結局子育てを支援したとしても
結婚する人が増えなければ
子どもは生まれません。

相変わらず結婚する人たちは
減っていて
出生数も減っています。
なぜ結婚しないのか。
経済的理由が大きいようです。
子どもの教育費も上がっています。

若い人たちは奨学金を返済している人も
多いようです。
借金を抱えながら結婚、子育ては
難しいと思われているのか。
借金の返済が終わるころを待つと
晩婚、晩産になってしまう。
悪いスパイラル。

昭和一桁生まれの父の思い出話、
戦後の青春時代は
終戦で大変な日本だったけれど
戦争を乗り越えた希望が
あった時代だったのか楽しそうでした。
独身女性たちも結婚に向けて
婚活していたようです。
インターネットもなかったですが
大体の女性は20代前半で結婚して
子どもを生むというのが一般的、
そのための活動は
がんばっていたのかという印象。

今は情報が氾濫しています。
結婚や子育てに対しての
悪い情報もたくさんあります。
簡単には選択できないという気持ちも
あるかもしれません。
年齢を重ねているうちに
益々家族を作ることが
難しくなってきます。

以前からよく話していますが
結婚しなくても子どもを持てたら
いいと思います。
結婚しなくても家族を認めてもらえたら、
いいと思います。
女性は安全に子どもを生める年齢は
限られています。
結婚しなくてもシングルで子どもを持てたら
それも出生数が増えるのではと思います。

経済的に苦労がなければ
子どもを貧困にすることがなければ
出生数は増えると思います。
シングルよりカップル、そして
家族の人数が増えれば
楽しいし、トラブルも乗り越える力が
あるような気がします。
独居は一番大変です。

若い女性が生みたい時期に出産できること、
新しい家族を作ること、
他人とのかかわり方などを教えていかないと
生き辛い日本の社会なのかもしれません。
急には変われないけど、
なんとかしないといけない。

お金のこと悩んだら
FP石井順子に聞いてみて！