新潟市のファイナンシャル・プランナー（ＦＰ）　石井順子 | 日記 | 長野立てこもり事件に思う暴力は絶対ダメ…FP石井順子のいいたい放題

先日25日木曜日に起こった
長野県中野市の殺人事件は
あのようなのどかな地方都市で
4人もアッという間に殺されてしまった、
衝撃の事件でした。
地域の方たちも避難を余儀なくされ
本当に驚かれたと思います。

逮捕されてから報道されている内容は
「独りぼっち」と言われたことに対しての
報復？で、ある程度の計画をもって
女性2人を殺害、駆け付けた警官も
一緒に殺されてしまったとのこと。
怖くて悲しい事件です。

悪口を言われて殺す？
殺されてしまった方たちも
とても怖かったと思うし
なんで？という思いがあったのではと
思います。

事件の流れから犯人に責任能力は
あったのか？
精神鑑定がされると思います。
立てこもったのは
死刑になることを想定して
逮捕されるのを嫌がったのかと思われます。
その前にもっと考えることがあったのでは
ないでしょうか？

私も自営業として仕事をしていると
ことばの暴力で脅されることは
あったりもします。
慣れるほど頻度は多くなく
その度に恐怖にかられます。

自分で抱えることは少なく
都度、いろいろな方に
相談に乗ってもらいます。
その中で、波風立ててはダメ、
相手を刺激しない、
などと言われ、理不尽な思いがします。
自分が正しければ、言わなければいけなことは
いいたいと思うのです。
暴力には屈したくないのが本音です。

その結果、相手から攻撃を受け
ケガをしたり、障害者になったり
亡くなってしまっても
相手に責任能力がなければ
刑務所に行くことも、金銭的に償うことも
ないでしょう。
これも人生の中では相当な損失です。

いろんな事件が毎日起こります。
事件については報道されていることしか
しりません。
もしかしたら、えん罪もあったり
事実はもっと違うかもしれません。
でも起こったこと、それに伴う
当事者と関係者、家族たちの苦しみは
とても大きく
もっと前もって対処しておけば
よかったと後悔していることは
多いのではないでしょうか？

今回の事件も、「孤独」が
キーワードのようです。
犯人も全くの孤独ではなく
同居家族がいました。
ちょっと言動がおかしいな、という
気付きはあったかもしれません。

気持ちが落ち込んだり
人を憎んだり、
でもそれが解決にならないことは
たくさんあります。
普通の人たちは、いろんな経験、
楽しいことだけでなく、辛いこと、
許せないこともたくさん経験して
心が強くなります。

恋愛でもそう。
いろんな人を好きになり
うまくいかなかったりすることも
たくさん経験して
家族を持った時は忍耐力などで
乗り越えていけることも
あると思います。

今はインターネットが発達して
顔の見えない遠くの人とも
簡単にお友達になりますが
近くの他人とはなかなか付き合えない、
とうことも多いのではないでしょうか。
これは新しい時代の課題です。
孤独な人が助けを求めたら
頼るところがあればと思います。
家族の問題も含めてです。

人の命は大事です。
人を傷つけることもダメです。
暴力はいけません。
ことばの暴力もです。
恐怖では支配できません。
世界から暴力が無くなることを
祈ります。

お金のこと悩んだら
FP石井順子に聞いてみて！