新潟市のファイナンシャル・プランナー（ＦＰ）　石井順子 | 日記 | LGBT法案は日本で成立するのでしょうか？…FP石井順子のいいたい放題

性的少数者、LGBTQの法制、LGBT法案が
2年を経て急に動き出したようですが
まだまだ問題が多く簡単には
成立する気がしません。
当初の法案の基本理念は
性的指向及び性自認を理由とする
差別は許されない、とされていましたが
性的指向及び性同一性を理由とする
不当な差別はあってはならないと
修正され与党の中でまとまったようです。

性同一性ならよく、性自認はダメ？
性自認は申告により性別を決めるから
危険だということらしい。
また差別が不当な差別になったこと、
正当な差別ならいいのかな？
正当な差別って何だろう。
生理的に受け付けないのは正当なのか？
疑問が多いです。

学校や事業者には教育や啓発に
努めるようとの明記も努力義務？
という感じで弱いです。
先日テレビで女性の同性カップルと
その子どもたちの家族が
放送されていました。

たしかお子様は精子提供され
出産されていたようです。
家族としてはママが二人で
よその家庭とは違います。
ただ子どもたちの間では
とても理解が進んでいて
事情を初めて聞いたお友達が
「気持ち悪い」と言っていても
子どもたちのほうが
「気持ち悪くないんだよ、普通だよ」
と諭していたことを心強く思いました。

理解がないのは古い考えの大人たち。
昔、外国人と結婚する日本人を
可哀想だと非難し
ハーフの子どもを差別することも
あったような気がします。
今では考えられません。

先日の広島サミットG7では
「性的マイノリティの人権と
基本的自由に対するあらゆる暴力と
侵害を強く非難する」
「性自認、性表現、
または性的指向にかかわらず
暴力や差別から解放され、
生き生きとした生活を
享受できる社会を実現する」
と明記されたようです。

G7のうち、LGBT法案が進んでないのは
どうやら日本だけのようです。
投資がなかなか進まないのも日本。
島国は変わることに抵抗があるようです。
子どもたちはもっと自由に新しい考えを
取り入れていくれるようです。
頼もしいです。

お金のこと悩んだら
FP石井順子に聞いてみて！