新潟市のファイナンシャル・プランナー（ＦＰ）　石井順子 | 日記 | 運用発展途上国、日本で資産運用を成功するには？…FP石井順子のいいたい放題

岸田政権が目標に掲げる
国民の資産所得倍増。
個人が貯蓄から投資に
シフトチェンジするには
何が必要なのでしょう。

そもそもやったことのない投資。
やり方もわからずやれというのも
難しい話です。
金融リテラシーのことなども含め
正しい教えができる機関が
投資について教育していくことが
一番必要だと思います。
さあ、だれに教わろうか。

政府は運用会社の抜本改革を
求めるようです。
もっと早くやるべきでした。
運用会社の役員が運用経験がない
など日本はひどいです。

運用会社は運用にとって
とても大事です。
運用を成功する秘訣
１運用会社
２過去実績
３再現性
といわれるほど運用会社の選択は大事。

今度の新NISAは無期限で非課税です。
無期限だとしても日本の運用会社は
そのような長期の投資信託を
作れるのでしょうか？

運用会社がどこかのグループ会社で
上場していたら
親会社の意向や株主の顔色を伺ったり
本当によい運用を目指せません。
旬の話題に特化した投資信託、
テーマ型では長期の運用はできません。
毎月分配投資信託では長期の複利運用は
期待できません。
日本の運用会社は大丈夫？

運用のプロたちも
長期の運用に耐えられるような
人事の配置になっているのだろうか？
お任せしていた人が退職した後
運用を引き継ぐ人がいないのも
運用には大きな障害です。

全世界株で運用する場合、
世界の株式をどうリサーチするのか？
運用哲学や運用プロセスは
運用にとても重要です。
結局日本の運用会社では長期運用は
まだまだお任せできないのかも。

今後国を挙げて運用のプロを
育てるということらしいですが
急に育つわけではなく
まだまだ運用はアメリカの投資信託が
中心になりそうです。
国益を損ねていますね。
近い将来、日本の運用会社が
世界の資産の運用を任される日が
来ることを祈ります。

お金のこと悩んだら
FP石井順子に聞いてみて！