新潟市のファイナンシャル・プランナー（ＦＰ）　石井順子 | 日記 | もしも働けなくなったら？アクシデントに備えるお金は必要…FP石井順子のいいたい放題

今普通に会社員として働いていると
アクシデントがやってくるかもしれない
なんて考えていない人が
ほとんどだと思います。
きちんと会社で仕事をしていれば
お給料をもらえます。
お家賃も払えるし
クレジットのリボ払いだって
なんとかなります。

アクシデントは突然やってきます。
例えば体のこと。
若い時は元気でも
健康は約束されているわけではないです。
年齢を重ねるとがんになったり
女性は更年期だったり
最近はメンタルの病気も多いです。

働きたくても働けなかったら？
仕事は続けられない？
労働者の権利は強いので
病気で休んだからといって
会社はすぐ解雇にはできないようです。
辞めたくなかったら交渉して
難しければ労働局など国の機関に
相談することもできます。

仕事ができなくて
収入が入ってこなかったら
生活が不安です。
貯蓄もなかったら大変です。
会社員の場合は健康保険に加入していたら
傷病手当金をもらうことができます。
最長1年半。
その時の報酬の三分の二です。

多額の借金があったら？
借金は大抵複利で増えるので
返済が少しでも滞ると
大きく増えてしまうことがあります。
この先どうにもならないなら
債務整理もできます。

債務整理の方法は
・自己破産
・任意整理
・個人再生
自己破産は借金が免除されますが
デメリットもあります。
これらは弁護士と相談しながら
行ったらいいと思います。
弁護士の費用も気になりますが
国が設立した法テラスの窓口で
相談することができます。
全国に設置されています。
弁護士費用の立替もあります。
まずは相談です。

身体の調子が悪くなった時は
早めに病院で診てもらうことが大事。
早期発見早期治療なら大事に至りません。
お金の調子が悪くなった時も同じ。
症状が軽いうちに専門家にみてもらえば
自己破産するようなことにはならないはず。

アクシデントに備える方法は
いろいろあります。
一番は貯蓄です。
借金は少なく貯蓄は多く持つのが大事。
働けなくなった時の備えは
生命保険でもできますが
その状態にならないと保険は使えず
掛け捨てのデラックスな保障は
いらないと思います。

お金の準備の仕方は一人一人違います。
こちらも専門家に相談してみてください。
お金のこと悩んだら
FP石井順子に聞いてみて！