新潟市のファイナンシャル・プランナー（ＦＰ）　石井順子 | 日記 | 性的マイノリティは日本で救われるのか…FP石井順子のいいたい放題

LGBTQ法案で
政府が揺れているようです。
前から言っているように
日本の性的マイノリティに対する考えは
他の先進国の中でも
かなり遅れいている印象です。

更迭された荒井前秘書官の差別発言も
びっくりです。
ご自身がそういう思考であっても
公の場では言わないでしょう。
オフレコでも。
すでに差別のない多くの先進国では
このような政府関係者の発言が
衝撃的だったと思います。

ただ荒井さんの発言は
まだまだ多くの日本人が
思っていることなのかもしれません。
鎖国をしていた日本が
開国後に外国人に対して恐怖を感じたり
戦時中の日本がアジアを植民地にし
そこで人種差別があったと聞きます。

黒人が奴隷とされ差別されていたことは
そんなに昔ではないと思います。
自分やその他の大勢と違うものを
差別する性質が人にはあるかもしれません。
文明が進んだ今、そんな差別は愚かしいこと。
多様性を受け入れるということが
今の世界では当たり前。
日本はまだできない。

総理が言っていた同性婚の制度改正に対して
家族観、価値観、社会が変わる、
というコメント。
新潟県の知事、花角さんも
性の多様性、個性を尊重する社会を
目指していかなければならないが
法整備については研究がいるとの発言。

前向きととらえていいのかもしれませんが
結構前から考えさせられてきた問題を
今更？という気持ちも強いです。
大多数のシニア層の意見も大事ですが
これからを生きる若い方たちが
幸せに生きられるよう
改革をスピードアップしていただきたいです。

結構いろんなことサクサクと
変わった気がします。
成人年齢が引き下げられたㇼ
女性の婚姻年齢が上がったり
増税が認められたㇼ
消費税がアップしたり
相続税の基礎控除が下がったり
やる気になればどんどん変わります。

現状は性的マイノリティは
差別の対象であるということ。
そのために苦しんでいる方も多いということ。

多様性を認めるなら
同性愛は気持ち悪いという意見も
認めろと言われそうですが
それは違うと思います。
外国の方に、面と向かって
日本人は気持ち悪いから来ないで、
と言われたら悲しいです。
全く自分を知らない人から
人種だけで差別される、
性的マイノリティの差別は人種差別と
似ているのかなって思うのですが。

お金のこと悩んだら
FP石井順子に聞いてみて！