新潟市のファイナンシャル・プランナー(FP) 石井順子 | 日記 | 女性にとって母になることのプレッシャーとは?…FP石井順子のいいたい放題

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新潟市のファイナンシャル・プランナー(FP) 石井順子 の日記

女性にとって母になることのプレッシャーとは?…FP石井順子のいいたい放題

2023.01.20

少子化が止まらない日本。
総理が打ち出した
「異次元の少子化対策」が
どのようなものになるのか?
期待しています。
ただ、ここにきてやっと?という感想。
もっと早くから取り組んでほしかったです。

今日ワイドショーでテーマになった
「母親になって後悔している」
イスラエルの本ですが
日本では母親に対するプレッシャーが
重いというような話題でした。
私も思います。
母親はこうあるべき、とか
子どもの成長や学校の成績
進学や就職は親の責任、特に教育など
学校に関することは母親に対する重圧が
すごいようです。

私の若い時は今のように多様性が
受け入れられませんでした。
20代前半で結婚を選択できなければ
「なぜ?お嫁に行けないの?」と言われ
結婚して子どもがなかなか生まれなければ?
「なぜ?子どもを作らないの?」と言われ
子どもが一人生まれると
「次の予定は?一人っ子はかわいそう」
これが当たり前でした。
大きなお世話ですが。

女性が大学に行ききちんと勉強して
男性と同様に社会に出て仕事を持つ、
これが「いいよ」と受け入れられたのは
最近のような気がします。
大抵このような選択をした場合は
結婚や子育てをあきらめることが
決定です。
夫の余程の理解がなければ
できないということ。

上場企業の大きな会社の社長は
大抵男性です。
そして大抵の社長は家事や子育てを
妻にお任せしていると思います。
妻の責任は重たいです。

子どもを持つことは幸せな反面、
「お母さん」という役の人になり
「個」は消えます。
「個」の、自分はこうしたい、こう生きたい
こうなりたいは主張できません。
これが現状です。

これは出産からずっと続きます。
子どもに対する責任がずっと続きます。
思い込みかもしれませんが
父親よりは重いと思います。

全ての女性が母になって幸せだと
思えないはずです。
子どもが可愛くない人、育児が向かない人も
いるでしょう。
でも母親がその主張をしたら認められません。
苦しいと思います。

少子化の原因はこういうところにも
あると思います。
子どもを持つことに不安を感じる
あるいは子育てが始まって
悩みを解消できないこと。
このようなことが原因で虐待になったり
事件になったりもしているはずです。

国は女性に出産を期待していますが
もう少しいろんな支援を考えたら
いいのではと思います。
異次元の少子化対策に
このようなことが少しでも組み込まれると
子どもの数が多くなりそうです。

私も出産後はうれしいというより
不安と重圧でブルーでした。
私の母も同じだったようです。
こうあるべき、というのは
案外当てはまらないのかもしれません。
家族であっても理解されていないと
辛いものです。
特に男性の方たちにはわかってほしいです。
理解されれば絆が深まる気がします。

お金のこと悩んだら
FP石井順子に聞いてみて!


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