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新潟市のファイナンシャル・プランナー(FP) 石井順子 の日記

コロナ禍で結婚する人が減っていて赤ちゃんも少ないです…FP石井順子のいいたい放題

2022.10.30

日本は少子化で
もともと赤ちゃんが
生まれていないのに
新型コロナウイルス感染拡大で
結婚する人がとても減っていて
出生数の減少が深刻です。
今年の出生数は80万人を
割り込むようです。

昭和22年から24年の
第一次ベビーブーム、
戦後間もない時の出生数は
270万人でした。
たぶん戦後の復興で大変な時期、
物も食料も満足になかった時代、
ただ平和は
取り戻せたということでしょうか。

第二次ベビーブームは
昭和46年から49年、
高度経済成長で日本がどんどん
豊かになっていく頃
人々の暮らしに
余裕が出てきた頃ですね。

生まれてくる赤ちゃんが少なくて
死んでいく人が多ければ
人口はどんどん減少します。
今から30年も経てば
日本の人口は1億人を切るでしょう。
人口が少なくければ経済は縮小、
国力は今よりずっと弱まります。
長寿の日本、高齢者だらけで
支えてくれる若者がいなければ
貧困が見えてしまいます。

今からでも真剣に
赤ちゃんがどうしたら生まれてくれるか
国民の問題として
考えていく必要があると思います。
日本では結婚ありきでなければ
出産できないとすれば
結婚できない原因は何か。

収入の問題が大きいでしょう。
就職したからといって
正社員である確率は高くないようです。
いろいろな働き方がありますが
非正規雇用の方も多いです。
正規雇用に比べると
収入に大きな違いがあります。
自分で起業する方もいますが
収入はもっと不安定かと思います。

今までも収入を考えて
結婚、子どもを持つことを
考えにくかったのに
コロナ禍に加え、今の物価高では
ますます結婚が遠のきます。

たとえ結婚したとしても
共働きで厳しい家計状態であれば
妊娠、出産、育児で
収入も落ち、支出も増えるという状況を
受け入れられない家庭も
多いのではと思います。
本当はたくさん子どもが欲しいけれど
ひとりで諦めるしかなかったり
これも子どもが生まれない原因でしょう。

離婚した場合のシングルの子育てが
厳しいというのも
子どもを生むことを躊躇させます。
シングルマザーだけではなく
シングルファーザーも貧困化に陥る確率は
低くないのではと思います。

シングルの子育てが厳しいものなら
未婚で子どもを持つ人も少ないです。
経済的な問題だけではなく
社会的に認められないということも
大きいです。

どんな状況であれ、
子どもを持ちたいと思う人を
応援する国になれば
子どもの数はもっと増えるはずです。
子育てに関して、お金だけではなく
子育て自体の支援も行い
働きながら安心して子育てができる仕組みを
国として作るべきです。
そうすれば子どもの虐待も減らすことが
できるはずです。

人口の多い高齢者にかかる支援も
大きいですが
ずっと未来の私たちがもう
いなくなっている日本で
今の子どもたちが幸せに暮らしていけることも
しっかり準備してあげたいです。
どんな人でも子どもを持てることが
大事だと思うのです。
人の力はとても大きいです。
子どもは国の宝です。

お金のこと悩んだら
FP石井順子に聞いてみて!



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