新潟市のファイナンシャル・プランナー（ＦＰ）　石井順子 | 日記 | 宗教にも金融商品販売位厳しい法律を作っててほしい…FP石井順子のいいたい放題

安倍元総理が凶弾に倒れて
もうひと月が経ちました。
どんな理由であれ人の命を
奪った犯人の行為は許せないものですが
あの事件のせいで
いろんなことがわかってきたような
気がします。

テレビのワイドショーは連日
自民党と統一教会の関係を放送し
岸田内閣支持率は
現在５４％程のようです。
7月の参院選の時は５９％
そこから急落して４６％
内閣改造で少し上がったのでしょうか。

宗教と政治が関連付けられたことで
随分不安を感じました。
その背景に大きなお金のにおいが
するような気がします。
宗教法人は非課税です。
カルト教団がお布施で大きなお金を集め
非課税であるが故、海外に大きな資金が
流出しているらしいことを
ワイドショーで報じていました。
日本国民にとって大きな損失です。

生活を破壊するのほどの寄付を
信者に強いることは
幸せなのでしょうか？
そのために子どもは教育を受ける権利
将来の選択を決める権利を奪われています。
2世信者と言われる方たちです。

私が関わってきた金融機関は
金融商品を販売する時に
いろんな法律で規制されています。
特に値動きのある外貨や投資信託は
適合性の原則といって
顧客の立場から、収入や財産の状況
知識や経験を考慮したり
顧客が理解していない商品を売ることは
できません。

収入や資産が乏しい人に
過大な金融商品を販売することはできないし
理解していないのに商品を売ったら
販売したものや処罰されます。
消費者契約法という法律もあり
こちらは霊感商法で不安を煽り
契約させた場合、取り消しができます。

このように最近は個人を守る法律が
たくさん作られています。
なのにカルト宗教から個人を守る法律は
ありません。
信仰の自由は大事。
どんな神様も信じることができます。
ただ生活を破壊したり
子どもの教育を奪ったり
子どもの養育に
著しい不利益を与えることは
許されません。
布教活動のために大学も出たのに
まともに働く時間が無いため
アルバイト生活でほとんど
親の世話になっている大人もいます。

生活が成り立たないような
お布施や活動の時間を
規制することを宗教団体に求める法律を
作っていただきたいです。
このような活動に消極的だった国も
しがらみのせいかもしれませんが
今は違うでしょう。
当該宗教との関係を断つなら
規制の法律を作るべきです。
それが国民を守ることになります。
期待します。

お金のこと悩んだら
FP石井順子に聞いてみて！