新潟市のファイナンシャル・プランナー（ＦＰ）　石井順子 | 日記 | 安倍元総理の死に思う、人が苦しむような宗教はいらない…FP石井順子のいいたい放題

安倍元総理が亡くなって一週間。
政治的な所縁のない私の知人たちも
涙を流したと聞き
改めて安倍元総理の偉大さを
感じました。

憎むべきは犯人ですが
連日のワイドショーなどで
犯人の事情を聞いていると
思いっきり犯罪者として
非難する気持ちが起きません。
あまりに壮絶な人生だったことを
気の毒に思うことを
止めることができません。

この元凶は宗教です。
母親の入信により
一家が巻き込まれた不幸を聞くと
誰を責めていいのかわからなくなります。

もともと新興宗教は
いろんな問題が潜んでいます。
私の銀行勤務時代の後輩も
当該の宗教に入信し
周りのどんな説得にも応じることなく
家族を捨て会社を辞め
新潟から出ていきました。
この後輩は本当にピュアで
頑張り屋さんだったと思います。
子どもを奪われた親も
相当ショックだったに違いありません。

犯人の母親も、宗教のため
身の丈以上の寄付を捧げ破産し
一家を不幸に陥れました。
家族より大事な宗教、
神様がいるでしょうか？
何のための宗教でしょうか？

昔、人類がまだ文明を持たず
自然災害、病気などから身を守ることが
出来なかった時代
心の拠り所として、
宗教ができたと思います。
神様に祈ることにより
精神が保たれたのではと思います。
信心することで
真面目に生きようと努力してきたはず。
神様の教えは
人が幸せに生きるためのものだったはず。

全ての新興宗教がそうだとは言いません。
中には人を救う手段のものも
あるかもしれません。
ただ、一定の新興宗教は
家族を不安にしたり
不幸に陥れていると思います。

人にはそれぞれ義務があります。
労働の義務、
子どもを育てる義務。
また他人に迷惑をかけてはいけません。
自分の身勝手な主張で
他人の幸せを奪ってはいけません。

自分だけ不幸だというのは
理由がない限りありません。
人は一定の確率でアクシデントに
見舞われるものです。
たまたま続くときもあります。
悪霊のせいではないし
お金を神様にあげたから
幸せがやってくるものでもないです。

アクシデントに備えて
保険の準備をするとか
普段の生活を整えるとか
家族の様子をしっかり見守るとか
お金の準備をするとか
いろいろ工夫すれば
不幸の芽を摘むことは可能です。

家族や友人と良好な関係を作っておけば
変な宗教に巻き込まれそうになった時
きっと引き留めてくれるはずです。
厳しいことを意見してくれる人を
敬遠せず大事にしてください。

あなたから財産、家族、友人
仕事、すべてを奪う神様は
あなたにとって本当の神様と違います。
目を覚ましてほしいです。

お金のこと悩んだら
FP石井順子に聞いてみて！