新潟市のファイナンシャル・プランナー（ＦＰ）　石井順子 | 日記 | 住宅ローンも気になる今後の金利はどうなる？…FP石井順子のいいたい放題

ウクライナ戦争で
世の中が落ち着きません。
ただそんなことお構いなしに
いろんなことは起こっていきます。
金利の変化もそう。

日本はバブルはじけてから
30年間ずっと低金利です。
ここ最近はマイナス金利になっていました。
最近はアメリカはじめ各国
リーマンショックのちの金融緩和から
金融引き締めに政策が変化し
金利が上がりつつあります。

日本だけがまだまだ金融緩和。
この度の戦争で円高になるはずが
円安に進行しています。
有事の円買いと言われていたのになぜ？
金利が安く人気がないのも
円安の原因です。
日本人ならもっとみんな
深刻に受け止めてほしい。

世界の金利が上昇しているのに
日本だけが永久に
金利ゼロのままでしょうか。
いつかは金利を上げていかなくては、
元に戻さなければ
という時期がくると思います。
ずっと金融緩和はやっぱり不自然です。
それが近い将来か、
まだまだ遠い先のことかは予測不能です。

今住宅ローンを借りている人
金利の動向は気になるはず。
気にならない人は固定金利でしょうか？
まず自分の借り入れはどのような仕組みか
知らない人も多いかもしれません。
銀行など金融機関はお金を貸す時は
割と簡単です。
借りた後、どのようなことが起こるか
しっかり説明することは
たぶんないと思います。
だから返せなくなって困る人が多いんです。

現在変動金利が人気です。
ずっと低金利なら固定金利に比べ
支払う利息が少ないからです。
また固定金利に比べ
たくさん借り入れることができます。
ちょっと大きい素敵なマイホームが持てます。

住宅ローンは最長で35年ととても長いです。
今までの30年低金利でしたが
もう35年、低金利が続くのでしょうか？
その前に繰り上げ返済できるといいです。
変動金利の残念なところは
金利が上昇すると返済額が
増えるというとことです。
上限の約束はないです。

月々の返済が急に増えても返せないので
上昇の限度額を設けています。
ただどんどん金利が上がれば
なかなか元本が返せていない現象が
起こります。
返済期間満了に残金を返すというルールが
一般的のようです。

心配な方は金利が安いうちに
固定金利に借り換えということも
ありかもしれません。
大きなお買い物、住宅ローンのように
金額が大きいものは
ちゃんといろいろ比べたほうが絶対お得です。
新規も借り換えもです。
自分でわからなければ中立のFPを
ぜひ利用してほしいです。

お金のこと悩んだら
FP石井順子に聞いてみて！