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新潟市のファイナンシャル・プランナー(FP) 石井順子 の日記

不妊治療は経済的、肉体的、精神的にも辛いです…FP石井順子のいいたい放題

2021.12.21

不妊治療の来年からの保険適用内容が
発表されました。
内容はほぼ今までと一緒。
対象は43歳未満。

治療回数は40歳未満が
子ども1人につき6回まで
43歳未満は3回までです。
年齢制限はそれ以上の年齢では
成功率が下がるという理由が
大きいようです。

現行は体外受精や顕微授精は
1回30万円が給付されていますが
保険適用でないため
治療価格にばらつきがあり
平均で50万円くらいです。
こちらが保険適用になり
3割負担となります。
完全保険適用移行後は
給付金は無くなる予定です。

適用される方も
今までは法律上の夫婦だけでしたが
事実婚も認められるようです。
よかったです。

不妊治療は検査などもお金がかかります。
成果が出ないと病院を転院するケースも
多いようです。
評判のいいドクターは
費用も大きくかかるよう。
赤ちゃんが生まれてからが
教育費などで本当にお金が大変なのに
不妊治療の場合はすでに大きくコスト発生です。

経済的負担に加え
治療の際の肉体的苦痛もあります。
原因は女性だけではなく
結構男性にも多いです。
精神的に相当なダメージがありそう。
不妊治療のため、仕事を休んだり
セーブしたりと
職場の理解も必要です。
神経使います。
職場での妊活に関する無理解、嫌がらせは
プレマタハラ(プレ・マタニティハラスメント)
といわれ、問題視されています。

現在は晩婚晩産が一般的になり
結婚を焦る必要もなくなりました。
昔は30歳過ぎても独身だと
体の具合が悪いのかとか
親も世間体があるので
必死に見合い話を持ってきたりと
大きなお世話でした。

今はそのようなことはありません。
よい時代です。
その代わり出産に関して
旬な時期を逃すのは
やはりデメリットが大きいと思います。
女性だけではないです。
男性も旬を逃す代償はあるようです。

高校を卒業し、進路について考える際、
ぜひライフプランというものを
考えてみてはと思います。
まだまだ子どもだから
将来家庭を築くことなんて
考えられないと思います。
ただ選挙権も与えられるのだから
大人として物事を少し
考えてみたらといかがでしょう。

日本の社会も少し変わらないとダメです。
先日、日本の労働生産性が
かなり下がっているという
深刻なニュースを見ました。
昨年はOECD加盟38ヶ国の中で
23位という順位です。
企業の世界の時価総額でも
相当下ですが
こちらもひどい有様です。

1人当たりの労働生産性は
1位アイルランド、3位アメリカ
日本は28位で先進国の中で
一番下位のようです。
物価も上がらず、資産形成もイマイチ
国の借金は増え少子化は解消できず
先行き不安です。

不妊治療の支援も大事ですが
若い方たちがリスクを負わぬよう
若くて健康なうちに妊娠出産ができるよう
知識の面、婚活の支援など
国主導でやるべきなのではと思います。
その際は女性の社会進出を
損ねることのないよう
配慮していただきたいです。
AIも進化していくとは思いますが
やっぱり人の力は大事です。

お金のこと悩んだら
FP石井順子に聞いてみて!

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