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新潟市のファイナンシャル・プランナー(FP) 石井順子 の日記

ジェンダーレスとかいっても女性は不利だなと思う生理のこと…FP石井順子のいいたい放題

2021.12.12

最近はSDGs(持続可能な開発目標)
でも目標とされている
ジェンダー平等を実現しようという
動きが世界的に盛んです。
素晴らしいことだと思いますが
現実では男女の性別的違いが
女性にとって我慢を強いられています。

女性の生理のことです。
この問題は男性が経験しえないことなので
そもそもよくわからないと思います。
そしてこの話題も男性が口にしにくいものです。

女性には妊娠・出産という機能があるため
体が成長すると生理が始まります。
閉経を迎える50代頃まで長い期間
女性は生理と付き合っていきます。

生理は女性ホルモンによって
調整されています。
生理は病気ではありませんが
期間中はかなりの出血を伴います
貧血になったりと普通の状態ではありません。
そして生理は個人差があります。

生理中は腹痛などの生理痛や
頭痛、だるさ、眠気などの
トラブルを伴ったり
生理が近い時期は
おなかや乳房の痛み、
イライラしたり憂鬱になったりと
月経前症候群といわれる
体や精神的不調があります。

毎回ではありませんが
生理がある期間、月の半分は
体調がイマイチということです。
生理が終われば更年期に悩まされ
男性に比べるとかなり不利です。
女性の社会進出が進む中で
生理の問題は今も課題になっているようです。

職場では生理で体調不良、就業困難な女性に
生理休暇を取得できることが
法律で定められています。
生理休暇の取得は口頭で当日でよいです。
生理はいつきて、いつひどくなるかなんて
予測不可能ですから。
医師の診断書も不要です。

一日取らなくても時間単位で
取ることもできます。
有給か無給かは各企業で決めていいです。
この生理休暇は生理日のみではなく
生理前の月経前症候群にも利用できます。

ただこの生理休暇は
ほぼ取得されていないようです。
正社員だけでなくパートアルバイトでも
取得できるにもかかわらずです。
私も取ったことがないし
私の周りの女性も
取得したのを見ていないです。

生理のトラブルがあったとしても
生理は病気ではないから
仕事に持ち込むな、甘えるな、
という雰囲気が職場にあるのでしょうか。
なかなか女性の上司にも
相談しにくい感じでした。
男性が上司なら尚更でしょう。

生理痛やひどい出血をがまんして
子宮内膜症などの病気と
長いお付き合いになったり
不妊症の原因になったりする女性もいます。
個人だけではなく社会的にも
相当なデメリットです。

このような女性固有の問題は
現在も含め長年軽視されてきました。
私が今まで相談を受けてきた女性の中の多くが
婦人病で悩んでいた時期があります。
子宮のトラブルは多いのです。

仕事の効率からしても
生理中のトラブルを抱えながら
作業をしてもいい成果は出ないでしょう。
女性の中には情報が取れず
がまんしているだけの方もいると思います。
ぜひ職場から女性の生理の問題について
取り組んでいただければ
企業全体の業績アップに
つながるのではと思います。

職場で常識になったことは
社会全体に広がり、日本経済を上昇させます。
風が吹けば桶屋が儲かる、的な理論です。
まずは職場の男性との情報共有と
生理休暇の取得から取り組んでほしいです。

お金のこと悩んだら
FP石井順子に聞いてみて!



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