新潟市のファイナンシャル・プランナー（ＦＰ）　石井順子 | 日記 | つみたて投資の投資先が日本株だけでは不安です…FP石井順子のいいたい放題

コロナ感染が縮小して
みんなが食事やレジャーに
出かけだしているでしょうか。
過ごしやすい季節も後押しして
景気が上向くとよいです。

経済が戻ってくると
日本の株価も上昇するでしょうか。
先週12日の日経平均株価も
コロナからの経済回復期待もあったのか
332円高の29,609円でした。

つみたて投資をされている方も
株価は気になりますね。
ただつみたてなので
株価が下がっていたほうが
たくさんの量を買えるお得感はあります。
ずっと下がりっぱなしでは困りますけど。

気になるのが投資先。
日本株だけとか、日本株式が中心の方は
将来に目を向けてみてはいかがでしょう。
外国の株と日本の株、
より安全性が高いのが
日本株を持つこととされてきました。

アジアやアフリカなどの新興国と
日本の株で比べたら
もちろん日本株が安定的です。
では先進国のアメリカや
ヨーロッパなどの世界ブランドの株と
日本の上場企業の株を
比べていかがでしょう？

30年前のバブル期に
世界の時価総額ランキングベスト１０で
ほとんど日本の企業でしたが
現在は日本の会社は１つも入ってません。
今のランキングはほとんどがアメリカです。
この30年間日本経済はほぼ
成長しなかったからです。

日本株式だけに投資することは
安全というより不安です。
じゃあ、アメリカだけ？
それはまた違うと思います。
今私たちが投資しているゴールは
数十年先のお金です。
その頃、どこの国が力を持つかは
全く分かりません。

だから世界中の株式に
投資するタイプの投資信託を選ぶべきです。
長期の運用が可能な信頼性のある
運用会社の投資信託を選ばなくては
いけません。
慎重にならなければいけません。
多少パフォーマンスに
問題がある投資信託も
長期運用できればきちんと成果が出せるのが
ドルコスト平均法の理論ですが
運用状況が悪くて早期償還になっては
とても残念です。

お金のこと悩んだら
FP石井順子に聞いてみて！