新潟市のファイナンシャル・プランナー(FP) 石井順子 の日記
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新型コロナウイルス感染拡大の影響で会社の債務も返せない…FP石井順子のいいたい放題
2020.12.18
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一昨日の東京のコロナ感染者
822人は衝撃でした。
今日の東京も664人。
昨日よりマシですが
年末年始に向けて不安です。
日本だけではなく
世界でも猛威を振るっている
新型コロナウイルスですが
その影響で経済も大変です。
株式はそれほど深刻ではなさそうですが
債券が大変なことになっています。
株式と債券は投資されている方も多いです。
株と債券は全然違います。
積極運用が株。
安定運用が債券。
株式は元本保証ないけど
債券は一般的に
元本も利息も保証されている。
債券とは借金です。
日本国債を買うのは
日本にお金を貸していること。
約束された利息は払われるし
返済期限には投資元本が支払われます。
世界中でいろんな債券が発行されています。
国が発行する国債。
会社が発行する社債。
国や会社など発行元が傾くと
貸したお金も利息も払われません。
貸したお金が返せないことを
債務不履行、デフォルトと呼びます。
このデフォルトが今年223社と
前年の倍増えています。
近年過剰債務が増えているためです。
投資をするときは
潰れない会社かの見極めをします。
見極めるのに
信用格付けが参考になります。
潰れる確率が低い高格付けは
Aで表されます。
Aが3つのトリプルAが一番良いです。
次がB、トリプルBまでが
投資適格とされています。
一般的に格付けが高い社債は
利息が安いです。
格付けが低いと利息は高いです。
債務超過のせいでデフォルトが
増えているといいましたが
日本の借金もすごいです。
今の借金が約1200兆円
どんどん増えています。
今年の新規国債発行額も112兆円
過去最高です。
今まで最高だったリーマンショック後の
52兆円の約倍です。
コロナだからしょうがないですか。
利払いが低金利で負担にならないといいです。
この先どうなるのか?
コロナが落ち着いたら
みんなで頑張るしかないですね。
戦後の復興のように。
今は冷静にこの国難を
乗り切りましょう。
お金のこと悩んだら
FP石井順子に聞いてみて!