新潟市のファイナンシャル・プランナー（ＦＰ）　石井順子 | 日記 | 子どもの金融教育は将来のために大事だと思う…FP石井順子のいいたい放題

2020年度の小学生新学習指導要領の内容に
消費者教育が登場しました。
他にも起業に関する教育、金融教育の充実が
図られるとされています。
小学生を指導される先生にも
ハードルが高いでしょう。
親がきちんとした金融リテラシーを
もっているかも考えさせられます。

先生や親に金融リテラシーが
きちんと備わっているかといえば
難しい話で
それはもともと金融教育を
子どもの頃からされていないということ。

子どもの頃からのお金の環境は
移り変わっていると思います。
でも基本的な考えを
子どものうちから学ぶのは
将来のためにとても大切です。

親が働いて収入を得る。
家計を管理することは大事。
将来のために資産を形成する。
金融商品にはいろいろあり
貯蓄や投資という方法がある。
小学生のうちはおおまかに
知っておくべきことかと思います。

最近はキャッシュレス化が進んでいます。
給料も口座振り込み
コストの支払いもカード払い。
お金を見る機会が少ないです。
物がカード操作や
パソコンでかんたんに買えます。
物の値段をわからない、
お金を支払うことの困難がわからない、
だから物を大事にしない。

世の中のお金の流れ
社会保障の仕組み
子どものうちはお金の常識について
おおまかにわかっておいてほしいです。
基礎知識があれば
将来お金のトラブルを
回避することも可能です。

まず、保護者として
親の金融リテラシーを
きちんとしておいてほしいです。
お金を粗末に扱ったり
レシートの整理ができていなかったり
カードでバンバン消費したり
こんなところをあまり子どもに
見せたりしたくないですね。

大事なお子様が可愛ければ
小さいうちからお金の教育を
しておきたいものです。
お金のこと、
悩んだらFP石井順子に聞いてみて！