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新潟市のファイナンシャル・プランナー(FP) 石井順子 の日記

社会保障制度改革が進むと世の中が変わります。…FP石井順子のいいたい放題

2019.12.28

少子高齢化が加速する日本。
社会保障制度の改革を急がないと
制度自体が難しくなります。
こういう状況を日本人として
受け入れて対策を考えなければ
いけません。

いよいよ医療費については
高齢者にも負担を求めます。
75歳以上の後期高齢者は
今まで普通なら1割負担。
現役並みの所得がある世帯だけ
3割負担でした。
今回の改革で所得だけでなく
年金収入が一定以上だと
2割負担にするようです。
倍ですね。

高齢でも働ける社会を作り
公的年金頼みにならないように
ということでしょうか。
企業に従業員を70歳まで雇用するよう
努力義務を課すとのこと。
また公的年金の開始を75歳まで
延期できるようにする。
10年据え置いて75歳から受給なら
月の年金は84%のアップ。

2025年には6人に1人が
75歳以上です。
大変な状況の中
介護の問題は手つかずのようです。
介護保険制度がある中でも
老々介護などで
殺人事件につながるようなことが
後を絶ちません。

70歳まで働き、その後5年は
資産形成していたものを取り崩し
75歳から公的年金を受け取る
というようなモデルケースを
国はイメージしてほしいらしい。
私には違和感があります。
なぜ75歳からの公的年金なのか?
現役が70歳なら
70歳から公的年金受給なのでは?
よほど公的年金を
早くに受給してほしくないんだろう。
やっぱり原資が足りないということか。

マイナス方向の制度改革が
わかってはいたけれど
聞いていると悲しくなります。
国民のどれだけが理解しているか
わかりませんが
早く状況を把握して
自助努力を強化していかなければと
思います。
今までのように社会保障に頼れません。

生きているうちは働くということ。
収入が高いほうが有利なら
ダメな会社の会社員を続けるより
ステップアップして
転職や起業を考えたほうが
いいと思います。
現状を我慢する忍耐強さより
野心を持って変化する勇気が
評価されるような感じがします。
日本人の人生は長いです。

お金だけじゃなく
健康にも気をつけなくちゃ。
生活習慣、ストレスをためない
楽しいことをする
いろいろ努力できそう。
健康を害すると
お金のことだけではなく
たくさんのデメリットがあります。
人生は長いです。
無理しないでちょっと立ち止まることも
大事。

お金についても賢くなりましょう。
特に資産形成については
知る知らない、やるやらないで
大きく差が開きます。
預貯金しか知らないのは本当に残念。
老後は国には頼れません。
これからの日本を生きるのは
色々大変です。

ライフプラン、悩んだら
FP石井順子に聞いてみて!







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