新潟市のファイナンシャル・プランナー(FP) 石井順子 の日記
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上越市民プラザでろうきん夢咲clubのマネーセミナーでした…FP石井順子のいいたい放題
2019.09.14
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今日は上越に行きました。
ろうきん夢咲club主催の
マネーセミナー講師を務めました。
場所は上越市民プラザです。
ちょっと暑かったけれど
お天気に恵まれよかったです。
来週は新潟のユニゾンプラザです。
先週からの同じテーマ
消費税増税前の家計見直しと
資産形成です。
今日は家計の中の固定費見直しを
ちょっと詳しくやりました。
固定費の代表選手、住宅費は
賃貸家賃と住宅ローン返済費に
分かれます。
住宅ローンに関しては
増税後の景気対策で
住宅ローン減税が拡充されます。
今までは10年間に対して
年末のローン残高1%が
税額控除といい、
本来かかる税金から引かれ
税金が安くなるという優れもの。
これが13年に延びます。
10年までは一緒ですが
そのあとの3年間はちょっと違います。
購入金額の2%を3等分した金額と
今まで通りのローン残高1%の
どちらか少ないほうを税額控除します。
来月以降の借り入れから
期間が延びます。
今日のセミナーでもお伝えしたのですが
住宅ローンは変動と固定どちらがいいか?
変動のほうが安いです。
変動を選択している人も多いです。
今が良ければいいということか。
変動は今金利が安くても
先々上がったら嫌です。
返済額が若干増えたり
総返済額がすごく増えるということは
ないとは言い切れません。
固定金利はチョット高いけれど
固定金利が続く安心感があります。
今は住宅ローン金利が一段と低下していて
35年全期間固定でも
1%を下回ることがあります。
だから長期固定に切り替えということも
お勧めしています。
新しく購入される方は
低金利になった長期固定を選んで
住宅ローン減税を利用すれば
利息を支払う額より
減税でもどる控除の額が
大きくなるという現象が起きそうです。
ただ住宅ローン減税の恩恵は
たくさん所得があって
引くべき税金が多ければ
お得も大きくなります。
すべての人がお得になるわけではないです。
これはいろんなことに言えます。
一般論で書かれている記事は
自分に当てはまるケースかをよく考えて
わからなければFPのようなプロを頼って
利用してほしいです。
住宅や生命保険などは
合計で大きなお買い物です。
間違えると痛いです。
失敗の無いよう取り組むことが大事です。
固定費の見直し、悩んだら
FP石井順子に聞いてみて!