新潟市のファイナンシャル・プランナー（ＦＰ）　石井順子 | 日記 | 親が頼れなくなり親から頼られる日はきます…FP石井順子のいいたい放題

お盆休みはご実家に帰り
親孝行できたでしょうか？
まだお小遣いをもらっている方
孫の面倒を見てもらった方
まだご両親はお若いのでしょうか？
幸せです。

家族仲がいいことは財産です。
子どもの面倒を見てもらったり
住宅を買う援助をしてもらったり
親が若い時は頼れたらラッキーです。

親はずっと若いわけではありません。
いずれ年を取ります。
衰えにばらつきはありますが
認知症にならないにしても
いろんな助けが必要になります。
親の生活のこと、お金のこと
知っていますか？
わりと大部分の方が
そういうことを知らないらしいです。

お金の相談があるときに
家族状況を聞きます。
７０歳以上の親がいる場合
親の面倒は誰が見るのか
暮らしや財産のことは
把握しているのか？
将来的に介護になったら
相続になったら
など聞いてみますが
ほとんどの方は、
想像していないようです。

今までの経験上、
７０歳が一つのラインのような
気がします。
７０歳を超えると
記憶力はもちろん
理解力、判断力が乏しくなります。
詐欺や犯罪に巻き込まれる可能性も
増えてきます。

金融機関でのトラブル
急な入院、
普段合わないと、衰えに
びっくりするかもしれません。
家族仲が良く
援助をしてもらっている方は
ある日を境に
助けてもらうから
助けてあげるに変わります。
兄弟が多い場合、兄弟仲にもよりますが
よく話し合い、余計なトラブルは
避けていただきたいです。

普段から親としっくりいっていない人
親が衰えてきたということは
自分が分別のある大人になったということ。
確執はあったかもしれませんが
そこは乗り越えていただきたいです。

将来のことは家族も含めて
対策をしてください。
悩んだらFP石井順子に聞いてみて！