新潟市のファイナンシャル・プランナー（ＦＰ）　石井順子 | 日記 | おひとりさまの終活について…FP石井順子のいいたい放題

50歳時の未婚率
最近は男性の４人に１人
女性の７人に一人が
独身です。
おひとりさまの相続って
どなるのでしょう？

私の周りにも
独身で一人っ子、
親が亡くなってしえば
法律で認められている
相続を受け継ぐ権利のある人
法定相続人が全くいない方も
珍しくないです。

おひとりさまで
法定相続人がいなく
遺言もしていない場合
残された財産はどうなるの？
このような場合は
まず相続財産管理人が選ばれます。

相続財産管理人は相続人を探し
債権者への返済や
特別縁故者への分与を進めます。
特別縁故者とは内縁などの
生計をともとにしていた人
被相続人の介護に携わっていた
生前お付き合いが密だったなどです。
相続財産で残りが出てしまうと
国庫に帰属します。


独身であっても
きちんと遺言していたら
他人が勝手にわけてしまうとうことは
ないです。
全く頼る身内がいないもの
シニアになれば心細いです。
仲のいい仲間で
将来シェアハウスみたいなものに
住めたらいいとは思うのですが
大人になってからずいぶんたつ他人同士が
２４時間ともに行動して
全くトラブルがないかといえば
それも考えにくいです。

自由を重視するなら
孤独を愛し
孤独が嫌なら
協調を学ぶということでしょうか。
最後まで恥ずかしくないようにと思うなら
元気で頭のはっきりしているうちに
ある程度準備しておくほうが
いいでしょう。

家財を整理して
上げたいものは事前に
お話しておいたり
遺言をきちんと残したり
せめてエンディングノートは
つけておいたらいいのでは。

結局人生なんて
どこで終わるかわかりません。
人生１００年ならお金が間に合うように
使い方も気をつけたいです。
身寄りがなくてお金も無くなってしまうのは
悲しいです。
おひとりさまは家族がいる方たちより
いろいろがんばらなければ
いけないようです。

ライフプラン、悩んだら
FP石井順子に聞いてみて！