新潟市のファイナンシャル・プランナー（ＦＰ）　石井順子 | 日記 | 人生１００年なら公的年金ってすごくお得…FP石井順子のいいたい放題

金融庁発老後２０００万円不足問題で
公的年金がが怪しいって
思う方も多いでしょう。
だから年金保険料を払いたくないって
意見も聞きます。

現在の年金制度は
やっぱりすごいって思います。
納めた保険料以上に
長生きしてもずっともらえます。
国民年金の財源は
半分税金で
厚生年金保険料は半分
会社が出してくれます。
正社員はとてもお得です。

国民年金だけの人も
きちんと保険料を払って
将来の受給資格をゲットしましょう。
どうしても払いたくなければ
会社員と結婚して
専業主婦や主夫になれば
保険料を納めることなく
国民年金を受給できます。
生きている限りずっと
年金は受給できます。

今後どんなに制度改正をやっても
公的年金は維持されるはずです。
年金受給資格は絶対確保してほしいです。
だからきちんと保険料を納めましょう。
正社員で働くのが制度上は
お得かなと思います。

今の小学生は１０７歳くらいまで
生きるって聞きました。
私たちはそれほどではないしにろ
１００歳まで生きても珍しくないです。
医学も文明もどんどん進みます。
だからどんどん長生きです。

昔だったら生きてもせいぜい
７０歳くらいだから
老後だってそんなに心配しなくても
年金だけで何とかなったでしょう。
今はそれより３０年も長く生きます。
昔だったら大家族で子どもも大勢いて
高齢者なんてみんなで支えていたはず。
子どもが親の面倒をみるのは
当たり前の時代。

今はライフスタイルが多様化しています。
親の面倒を子どもがみれるのは立派です。
子どもに余裕がない場合が多いです。
働けない引きこもりの中高年の子どもを
親が面倒みているということも多いそうです。
成人になっても自立できないと
支えているほうも人生１００年になれば
お金の面、健康や体力の面で
途中で難しくなってしまうでしょう。

誰かに頼って生きていると
お互い共倒れということが
これからは多くなると思います。
健康で定期収入が確保できれば
不安も少なくなり
人生を楽しむことができます。

家族の問題は
家族だけで解決できないことも
多いでしょう。
私はお金の専門家で
お金のことならアドバイスできますが
家族の問題は行政に相談したり
地域で支えあうことが
今後必要なのではと思います。

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