新潟市のファイナンシャル・プランナー（ＦＰ）　石井順子 | 日記 | 妊婦増税、妊婦加算はひどいと思う…FP石井順子のいいたい放題

今話題になっている
妊婦加算のこと
私も気になっています。
今年4月から始まりました。
今年度の診療報酬改定で
新設したようです。

妊婦の方により丁寧な
診察が必要ということで
導入されたようです。
初診は230円、再診で110円
深夜受診はなんと650円、
妊婦税とも言われています。

妊娠中だと投薬においても
配慮が必要です。
でも妊娠中とは直接妊娠に関係ない
コンタクトレンズの処方で
妊婦加算されたなんてこともあるようです。
投薬もないくせにね。
これには自民党の小泉進次郎氏も
社会全体で子育てを支えていく時代に
逆行していると批判されていました。

厚生労働省に対応を検討するよう
指示したそうです。
この辺は少子なんだから
国の税金で賄ってあげればって
思います。
直接負担させるってどういうこと？

厚労省は凍結については
考えていないようですが
10年前似たようなゴタゴタガ
あったようです。
治る見込みがない患者さんと
終末期の医療方針につき
相談に乗った場合
2000円の報酬がつくものがあった
終末期相談支援料制度ですが
いろいろな批判で
3ヶ月で凍結したそうです。
妊婦加算も同じ運命でしょうか。

少子化なんだから
少しでも子どもを妊娠して
育て安い環境を
必死になって考えてほしいです。
制度を決めている人たちが
現場を知らなかったり
気持ちがわからなかったり
するんじゃないでしょうか。

たかが数百円ですが
妊娠中は仕事をセーブしたり
出産準備でお金がかかる時期。
少しの負担でも
気分がめいる方が入るのではって
思ってしまいます。
改定を祈ります。

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