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2040年、社会保障費は現在の6割増しです…FP石井順子のいいたい放題

2018.05.24

社会保障費の膨張が
今後恐ろしく加速します。
社会保障費とは
税金や保険料で賄う
年金、医療、介護の給付です。
割合は本当に小さいですが
子育ての給付も含まれます。

今は121兆円。
内訳は年金が一番大きいです。
これから20年後の
2040年には190兆円に
なると推計されたようです。
この推計も予測なので
結構甘く見積もっているかも
しれません。
とりあえず現在の6割増しです。

2040年は高齢者が
ものすごく多いです。
65歳以上は約4000万人。
人口の三人に一人は
高齢者です。
85歳以上の方も
1000万人を超えて
現在の2倍以上。

逆に2040年になると
15歳から64歳までの
生産年齢人口は現在より
1500万人減るという試算。
医療費は70兆円近くで
現在の75%増です。
年金はそんなに増えないようですが
年金は現役世代が減ると
給付が抑えられるという仕組みを
既に導入しているので
人口減少を考えたら
年金給付は確実に減らされる
ということでしょう。

医療の進歩で
高齢化に加え、医療給付が
上がってくる可能性もあります。
こんな状態で社会保障が
現状のまま維持されるなんて
考えられないのが普通です。

消費税をどれほど上げたら
今の社会保障が維持できるでしょう。
25%から30%と言われています。
物価が上昇して経済が冷え込みそう。
1億総ビンボー時代に入るのでしょうか。

税金だけを上げても難しいので
給付も削減されますね。
現在の医療給付を
もう1割自己負担が増えたら
ちょっと楽になるかも。

少し前なんかは
消費税を上げることも
絶対いやだと思っていましたが
今はまだ上がらないことに
少し不安を覚えます。

マイナス面ばかりに
注目がいきそうですが
生活が豊かになり
いつまでも若々しく元気なら
人口減少であっても
シニアはまだまだ現役ばりばり
働きます。
税金も払ってくれます。

医学が進めば
介護の心配も少し解消されるのではと
期待してしまいます。
国の政策がうまくいかなかったら?
やっぱり自助努力するしかありません。
人生お金だけじゃないですが
お金の準備ができていないと
元気だけれどつまらない人生に
なってしまうかも。
若いうちから、そして今からでも
投資を勉強して
お金に働いてもらってください。

将来資産の準備、わからなければ
後で考えようなんて思わす
FP石井順子に相談してみて!

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