新潟市のファイナンシャル・プランナー(FP) 石井順子 | 日記 | 母子の命を守る「内密出産」…FP石井順子のいいたい放題

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新潟市のファイナンシャル・プランナー(FP) 石井順子 の日記

母子の命を守る「内密出産」…FP石井順子のいいたい放題

2017.12.17

妊娠は女性だけに
与えられた権利です。
全ての妊娠した女性が
幸せに子どもを出産するかといえば
そうではなく
中には想定外の妊娠や
事情があって
どうしても産めない場合や
レイプなど
女性の意思に反しての
妊娠もあります。

晩婚で不妊治療が増えている中で
望まない妊娠に悩んでいる人も
いるということ。
人生ちょうどいい感じには
なりません。
特に望まない妊娠の場合は
女性だけが当事者として
苦しむ結果になり
孤立してしまう傾向にあります。

その結果、妊娠を隠して
病院にもかからず
自宅などでひそかに
出産をして
母子の健康が危ぶまれる
ということもあります。
このケースは
知識がないまだ未成年の
子どももあるのではと思います。

知識がないとか
認識がないとかで
出産まで気が付かず
出産時に事故が起こって
子どもが亡くなってしまえば
産んだ母親は
犯罪者扱いということも
ニュースでよく見て
胸が痛く成ります。

望まない妊娠では
女性が一人で
子どもを育てなければいけないことも
多く
経済的に無理だったり
虐待につながったりすることも
あるのではと思います。

このような女性たちの助けになるのが
唯一育てられない赤ちゃんを
匿名で預け入れるところの
熊本市、慈恵病院の
赤ちゃんポストです。
日本では一箇所ですが
ドイツでは百箇所もあるそうです。

赤ちゃんポストは
赤ちゃんが生まれた後
匿名で預け入れられるので
赤ちゃんは自分の出生を
知ることはできません。

この慈恵病院が
「内密出産」という制度の
導入を検討しているということです。
内密出産とは
妊娠を知られたくない女性が
実名で相談して
出産は匿名ででき
子どもが大きくなった時に
出自を知ることができる制度で
ドイツでは2014年に導入されています。

生まれた赤ちゃんの
将来のためには
いい制度だと思います。
一病院が決めて導入できる
制度ではありません。
国の法整備が求められています。

子どもは国の宝です。
生まれた子ども全員が
幸せに生きられるよう
事情のある人たちには
きちんとした救済制度を
儲けていただきたいです。

母子家庭など
子育て中で
お金のことが心配な方
FP石井順子に聞いてみて!





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