新潟市のファイナンシャル・プランナー（ＦＰ）　石井順子 | 日記 | 生命保険の給付金、いよいよコロナが対象外？…FP石井順子のいいたい放題

コロナ、少し下火でしょうか。
今回は相当多かったですね。
入院も限度があるので
自宅療養だった方も多いです。
ワクチンのせいで重症化しなかった
ということでしょうか。
いずれにせよコロナに関して世の中は
少し落ち着きを取り戻してきてます。

私の仕事は生命保険の代理業務もあり
給付金の取次などもやっているのですが
保険金請求は今回が一番多かったようです。
結構身近な方たちも感染しました。
保険会社は相当混乱しているようです。
社員自体もコロナで休んでいたり
テレワークだったりして人手がないところに
コロナの給付金手続きで
窓口の電話もつながりにくいです。
請求しても書類が届くまで1ヶ月、
請求して1ヶ月
役所に証明書を依頼して1ヶ月、
お金がもらえるまでは相当時間がかかります。

その混乱もようやく
終わりが見えてきそうです。
今月末近くから、
保険会社の多くがコロナの保険金に関して
制限を設けるようです。
今まではコロナに罹患し、自宅療養でも
入院給付金や一時金を支払っていました。

多くの保険会社が今月26日から
保険金の支払いに関し、
入院給付金の対象を絞ります。
・65歳以上
・入院をした
・薬の投与
・妊婦
このような要件に該当しないと
給付金は払えなくなるようです。
＊制限はほぼ一緒のようです。
詳しくはご加入の保険会社に確認してください。

医療保険などは給付金をもらわないと損、
と思っている方も少なくないと思います。
病気にかからないこと、入院や手術がなく
健康でいられることが一番幸せです。
コロナのように無症状でも保険金がもらえれば
ラッキーと思われるかもしれません。
少し症状がある時、駆け込みで加入して
すぐコロナに罹り、大きく保険金を
もらう方もいるようです。
それはちょっとずるいですね。

これからは駆け込み請求は減りそうです。
コロナは軽症でも後遺症が不安です。
罹らないのが一番です。
今後はなぜ給付金が出ない、などの苦情が
保険会社を悩ませそう。

医療保険は損得で
加入するべきではないと思います。
公的保障の上乗せなので
保障もアッサリでいいのでは。
デラックス保険は保険料が高いです。
アッサリ保険で準備すれば保険料も安い。
その分、貯蓄しましょう。
運用しましょう。

お金のこと悩んだら
FP石井順子に聞いてみて！