新潟市のファイナンシャル・プランナー（ＦＰ）　石井順子 | 日記 | 幼稚園で子どもが亡くなってしまうこと、仕事の責任とは…FP石井順子のいいたい放題

先日また小さなお子様が
幼稚園の事故で亡くなりました。
事故というより人災です。
送迎バスでの置き去り。
報道で知ったことは
あまりに気の毒で
思い出したくありません。

季節が夏でなかったら
他の先生が気づいてくれたら
いろんな不幸が偶然重なって
このような結果になってしまったよう。
ただ、幼い我が子を
信頼して人の手に託す親御さんの気持ちは
どうでしょう。
相当辛いことと思います。

幼稚園は大事なお子様を預かる仕事。
親に託されたら夕方返すまで
責任をもって預かるはず。
私が幼い頃もうちの子が
保育園に通っていた時も
園児はもっとたくさんいたけれど
こんな事件は起きていませんでした。
たった6人、バスに乗ったかどうか
わからなかったのだろうか。

ものすごく気をつけていたのなら
人間だもの、ミスはあります。
でも記者会見みていたら
そういう感じではないような気もします。
幼稚園、保育園は大事な命を預かる
とても責任あるお仕事です。
組織として自覚がなかったのでしょうか。

絶対ミスが許されない仕事は
たくさんあります。
命を預かる医療現場、教育現場
介護施設。
食を提供する仕事。
農業や漁業なども結果的に
人の命を左右します。
アルバイトの方だって
報酬に見合わないくらい責任があります。

結局どんな仕事にも重大な責任があります。
ねじを一つ間違えただけで
飛行機が落ちるといわれています。
食べていくため、子どもを育てるために
仕事をするかもしれませんが
仕事に携わる時は、いつも責任をもって
接していただきたいです。

私たちFPも依頼のあったお客様の
利益を最大限に考える仕事です。
命の次に大事なお金の仕事です。
やっぱりミスは許されません。

わたしたちひとりひとりは
誰かのために役に立っています。
大事な存在で期待もされています。
「自分一人、このくらいのミス、
たいしたことはないかも」
そのような小さいことが重大事故に
つながります。

また常に自分だけじゃなく
全体のミスがないかも
確認する必要があります。
その努力は事故を防ぐことにつながります。
自分の仕事だけしていればいいわけじゃない。
常にみんなが自分の仕事の
1.2倍くらいでもやれば
全体は完璧にカバーできると思います。
ミスも防ぎ業績も伸びます。

この事故のあった幼稚園でも
スタッフさんがこのままだと
事故につながると思っていたかもしれません。
ただ、意見を気軽に言って通る職場ではなかった。
とても残念です。

最近は子どもの事故が多いです。
他人でも構いません。
何かあれば手助けをしましょう。
未然に事故を防ぐことが大事。
子どもは国の宝。

お金のこと悩んだら
FP石井順子に聞いてみて！